【悲報】立憲民主党、選考にあたり女性差別を行っていると公言 @CDP2017

最近何がしたいのかよくわからないことばかりして右からも左からも反感を買い、もはやカルト信者くらいしか擁護していない印象の強い立憲民主党が、こんなツイートをしていました。

女性候補者を募集する。女性だけを指定するのは男女平等の目線においてどうなんだと言われていました。

ここから10日ほど経ち、立憲民主党の回答が回答しました。

同時に、性別を問わない一般募集も行いました。

これを併せて確認をすると、とんでもない女性差別を行っていることが分かりますね。

どこが差別なのかは通常人並みの読解力があれば理解できるのですが、私は小学校低学年の子でも理解できるようしっかりと説明するタイプですので、解説しましょう。

男女同じ条件で公募を行った場合、ジェンダーギャップが常態化している日本では男性に有利になります。

この部分が重要です。
まずはここから立憲民主党が何を言いたいのかを説明します。

たとえば、社会に根付いた女性差別が著しく女性が大学に行けないという国があったとしましょう。
そこで「大卒のみ募集」をしたら、どうなるでしょうか。「大卒のみ」という条件は一見平等に見えますが、そもそも社会が女性の大学進学を禁じている以上、男性のみの募集となっていますよね。
こういった場合、男性と女性で別の基準を設けること。たとえば女性は高卒可とすること。これは差別ではなく、むしろ差別是正のための措置であると言えます。
本質的な問題を是正するには、社会全体の女性の大学進学禁止を正すべきです。しかしそれが行われるまでの一時的な措置として、条件だけ見れば女性優遇に見える対処をすること。それは悪とは言えません。いわゆるアファーマティブアクションです。

立憲民主党は、今回の女性候補者募集はそれを目的としていると言いたい。と読み取れます。

そのため、女性については別の基準と方法で募集と選考を行い

実際に立憲民主党も、別の基準と方法と書いていますね。
では、基準方法にどういった違いがあるのか見てみましょうか。

まずは基準を確認

募集要項の応募資格を確認します。
女性候補者募集における応募資格がこちらです。

立憲民主党の綱領や基本政策に賛同し、その実現に向けて共に活動できる女性。
また、被選挙権を有する方。

女性候補者募集 | 立憲民主党候補者公募特設サイト
https://koubo2022.cdp-japan.jp/female_candidates/

女性向けではほぼ無条件ですね。
続いて、一般候補者募集における応募資格がこちらです。

立憲民主党の綱領や基本政策に賛同し、その実現に向けて共に活動できる人で、被選挙権を有する方。

一般候補者募集 | 立憲民主党候補者公募特設サイト
https://koubo2022.cdp-japan.jp/general_candidates/

一般募集と女性募集を比べると、「人」が「女性」になりました。ここは一般募集と女性募集なので変化して当たり前です。しかし不思議なことに、それ以外、条件そのものは全く同じことが書かれています。先程例に出した、女性が大学進学禁止の社会における男性は大卒 女性は高卒という条件差とは違います。そもそも条件同じです。

では別の基準とは一体何だったのでしょうか。条件的な基準は同じに見えます。
ここで通常人並みの読解力未満の人でも「見れば分かる」レベルの話をしますが、同じことを少しだけ別の表現で書いているんですよね、立憲民主党の応募資格。

一般募集では、募集条件が一文で表現されています。文とは句点(。)で区切る単位のことです。
それに対し女性募集では、一度句点で文を区切っていますね。つまり二文で構成されています。

一般的に、文章は細かめに区切った方が理解しやすいとされます。細かすぎるとカタコトになって逆におかしくなりますが、今回の文章であれば区切ったことで意味はより通じやすくなる範囲でしょう。

立憲民主党は基準に違いがあると言うが、基準には文章表現の僅かな違いしかない。
ここから導き出される合理的な理由とは、立憲民主党は「女性は読解力が低い」と考え、あえて文を区切ったわけです。
しかしこの程度の文章に対する読解力は、義務教育の中でも初等教育で十分に足りるはずです。日本の小学校就学率は男女ともに約100%であり、この程度の読解力であれば社会的背景によるジェンダーギャップなどありません。すなわちこれは、立憲民主党が勝手に思い込んでいる女性差別意識が現れているということです。女性をバカにしすぎです。

つぎに方法を確認

立憲民主党は不当に女性を見下して募集基準を表現していることがわかりました。続いて、方法にどういった違いがあるかを確認しましょう。先ほどと同じく募集要項のページから選考フローを確認します。

まずは女性募集の選考フローです。

続いて一般募集の選考フローです。

両者を並べてみます。左が女性、右が一般です。

見れば分かるのですが一応説明しますね。同じです。一言一句全く同じことが書かれています。色が違うだけです。

同じ選考フローであるにも関わらず、立憲民主党は選考方法にも違いがあると主張しています。また募集時の条件も同じでした。ということは同じ条件・同じ選考方法であるにも関わらず、立憲民主党は男性を有利に扱うというわけです。もう一度ツイートを貼りますね。

はっきりと、男性に有利になると書いています。

一般募集と女性募集が同じ条件・同じ選考フロー。その条件も日本社会において女性が不利になる条件ではない。というかほぼ無条件。なのに、立憲民主党の選考フローでは男性が有利になる。女性を減点しているのか男性を加点しているのかわかりませんが、立憲民主党は男性が有利になる選考をしているというわけですね。

「選考フローには反映されない、細やかな部分が違うんだ」ということも可能でしょう。では一般募集の方に応募した女性はどう扱われるのでしょうか?

いいですか、立憲民主党の募集は「男性募集」と「女性募集」ではありません。「一般募集」と「女性募集」です。
男女同じ条件で募集したら男性が有利になるというのに、結局、男女同じ条件で募集しているし、男女混合の一般募集もしている。この一般募集は男性が有利になるというわけですが、ほぼ無条件なのに男性が有利になるというのは、社会背景ではなく立憲民主党内部の選考フローに問題があります。そういう差別を行っていると、こうやって平気で宣言してしまうわけですね。立憲民主党はどれだけ女性をバカにしたら気が済むのでしょうか。ひたすらに呆れました。

更に追加で

追加で言いますと、女性募集と一般募集の開始時期の差にも立憲民主党内の差別意識が現れていますよね。

各政党はわざわざ募集をかけなくても、いつでも「そこから出馬したい」と声をかけることができるはずですが、やはり、明確に募集があった方がやりやすいですよね。なので募集をすることは当然です。しかし10日ほど先に女性を募集開始しました。
これはアファーマティブアクションや合理的配慮というものでしょうか。募集に対する情報収集力に性差ってあるのでしょうか。私は、ないと思います。
ですが立憲民主党は「女性は男性より情報収集力に劣り、日数にして10日ほど早めに募集しなければいけない」と考えているわけです。同時に開始するのではなく女性を先に募集開始するというのは、そういうことです。

一般募集をするつもりはなかった。女性だけ募集したら批判されたので一般募集も追加することにした。HPの改修に10日かかっただけで、10日に特別な意味はない。だとしたらそれはそれで問題でしょう。「女性は男性より主体性に劣り、募集をかけなければ集まらない」と思っているということですよ。女性をバカにしすぎです。

ジェンダーギャップが常態化しているのは立憲民主党です。ついに主語を日本にするようになったんですかね。

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