人力電動キックボードを買ったよという記事はこちら。
電動キックボードを買ったよという記事はこちら。
さて、いよいよ電動キックボードで合法的に公道を走る許可証となるナンバープレートを取得します。
区役所 / 市役所で10分程度で交付できる
車やバイクを購入した時、ディーラーにナンバー取得まで代行してもらっている人がほとんどでしょう。そのためナンバーがどこで入手できるのか意外と知られていないかもしれません。私はそもそも車やバイクを購入したことがないのでどちらにせよ知らなかったんですけども。
通常の車やバイクのナンバーは通常陸運局というところで発行を受けますが、原付は区役所/市役所で発行ができます。（陸運局に行っても良いみたいです。）
なお、念の為に実際に問い合わせてみたのですが、出張所はダメでした。全ての市町村で必ずそうなのかは不明ですが千代田区ではダメです。
持っていくものは最低3つ。販売証明書・身分証・印鑑です。電動キックボード本体は不要です。念の為程度に、電動キックボードの取扱説明書は持っていっても良いでしょうね。法的には原付とは言え、特殊な存在なので「どんなものかわかる説明書ある？」とかいう職員がいる可能性もあります。
販売証明書は公道走行可能と称して販売されている電動キックボードでは必ず同梱されています。また電動キックボードを自作する場合は、販売証明書ではなく保安部品が法律を満たしていることを証明する書類を作成すればいけるそうです。自作でも、警察や陸運局へ行く必要はありません。
というわけで区役所に来ました。担当部署は税務課です。これは全国どこでも同じだと思いますが、「原付のナンバー登録をしたいのですが、担当はどこでしょうか？」と受付に言えば案内してもらえるでしょう。「電動キックボードの」と言うとややこしくなるので「原付」と呼べばいいです。
その場で申請書類を記入します。事前に記入・印刷して持っていってもOKですが、その場で書いた方が確実です。電動ビークルはまだまだ特殊な存在、車名などをどう記入するべきかは職員の判断に従った方が確実です。たとえば私のE-KONは「E-KON 電動キックボード」と販売証明書に書かれていましたが、車名は「E-KON」と記入と職員が判断しました。なお、販売証明書はコピーではなく回収されます。
ちなみに販売証明書では排気量は250Wと記載されていましたが、申込書類ではkWと印字されていたため、0.25kWと読み替えて記入が必要です。ここは私から指摘しないと職員も気づかなかったので危なかったです。（職員には250と記入と言われました。）
電動ビークルは600Wを超えると原付一種から原付二種になり、1000Wを超えると軽二輪になります。上限はないのかな？
無事に手続きができると、標章交付証明書という紙切れと共に、ナンバープレートが貰えます。この紙切れは廃車時や他の人へ譲るといった時に必要になるらしく、家で保管しておいてねと説明されました。
これでナンバー登録が完了しました。
ナンバープレートを取り付ければ即座に公道へ・・・まだダメです。
自賠責へ加入しましょう
各保険会社の他、コンビニでも加入できます。私は今回はセブンイレブンで加入しました。セブンイレブンに行ってマルチプリンタで操作する他、Webで仮予約も可能です。個人情報を入力しますので、Web入力の方が安心だと思います。
ナンバープレート未交付でも自賠責は加入できるんですかね。よくわかりません。
Web予約後、セブンイレブンでマルチプリンタを操作して予約番号を入力します。そうして出てきた申込書類をレジへ持っていきお金を払い、自賠責シールをもらい、もう一度マルチプリンタへ行って証明書を印刷します。ローソンやファミマではレジで証明書を貰えるらしいのですが、セブンイレブンはマルチプリンタで自分で印刷らしいです。理由は知りません。
自賠責証明書入れとしてこんなビニール袋をもらいました。自賠責に関する説明の冊子も入ってましたが、冊子の方は捨ててもいいです。携帯義務があるのは証明書だけですので。無駄な荷物は減らしたいです。
証明書はA4サイズで、証明書入れという名のビニール袋は1回折りたたんだサイズ。このフレンジースクーター製のハンドル取り付けポーチにはそのままではまだ入らないため、もう少し折りたたむ必要があります。
もちろん、二つ折り以上に折りたたんではいけない決まりはありません。これでも十分です。しかし若干重量ましても電動キックボードならそこまで負担にならないので、もう少し大きいポーチの方が便利な気がしました。
というわけで私はこの3Lサイズのポーチも追加で購入してみました。すっげー勢いで色々買ってる気がしますが、人力キックボードと電動キックボード両方あるので無駄にはなりません。
ナンバープレートホルダーがあった方が良さそう
ナンバープレートを取り付けてみました。ちょっと右に寄ってますね。
かなり地面に近く、普通に蹴っ飛ばしそうです。また電動キックボードの頭側を持ち上げたら地面と擦りそう。つまりプレートが曲がる可能性があると感じました。曲がったところでそれがどうしたって気もしますが、気分は萎えるので、補強しましょう。
コチラを購入しました。アルミ製のナンバープレートホルダー。
原付のナンバープレートは、車のようにサイズに取り決めがなくわりと自由なようで、サイズがあわない場合もあるためご注意ください。千代田区のものはジャストサイズでした。
色にバリエーションもあるため、ナンバープレートを装飾したい人にも良さそうですね。私はシンプルに黒にしました。
位置を調整しながらナンバープレートを装着。これでうっかり蹴っ飛ばしてしまってもそう簡単には曲がらないと思います。下にあるツメがナンバーの文字を隠すこともありませんでした。
ハンドル用のバンドも届いた
前回のレビュー記事で、持ち運び時に逆さにしたらハンドルが開くので、固定バンドがあると良いと書きました。そして私が注文したものがこちら。
届いたので装着してみまして、すごくいい感じでした。
「一番安いのは何かな？」と探して値段だけ見て購入したのですが、ふんわりとした手触りで悪くない商品でした。4個入りなので紛失しても安心ですね。
盗難対策も考えるべきかも
私の電動キックボードは自分で追加した装備を入れても10kgありません。小学生でも抱えて持ち去ることが可能です。というわけで最低限の盗難対策はほしいなと思います。
まぁキックボードなので、基本は「外に置かない」が一番だとは思っていますし、実際にそれを基本にする予定です。店に入る時とか、手荷物として持って入ればいいのです。それができるのが電動キックボードのいいところでしょう。
とはいえ店に「困ります！」と断られる可能性もあります。そういう時は外に置く必要があるので、ワイヤーロックが欲しいです。路駐扱いになる気もするのですが、ナンバープレートを外せばオモチャのキックボードだと言い張れる可能性があると信じています。
※車両番号で登録した以上、ナンバープレートを外してもただの整備不良の原付というのが法的な扱いだと思います。でも見た目でオモチャかどうか区別つかないので、見逃してもらえるのではないかと・・。
こんな感じの自転車用ワイヤーロックを以前購入して持ってるので、それでいいかなーと思いつつ・・・もっとコンパクトなものがほしいと思いました。
というわけでこれを購入してみました。100均のニッパーでも壊せそうなワイヤーですが、工具を所有して盗む気で物色しているヤツに対してはどんなロックも無意味です。そう思うと悪ガキが持ち去ることさえ防げればそれでいい気がするんですよね。
マトモに考えたら、ヘルメットをこの極細ワイヤーにして、キックボード本体はせめて普通の自転車用ワイヤーロックくらいの方がいい気はしています。
準備万端！
ナンバープレート登録！自賠責加入！カバンや便利グッズも揃えました！
更には、実家の親の自動車保険にファミリーバイク特約を追加しました。これにより別居の子である私は、対人対物無制限の任意保険状態です。準備万端！
ヘルメットがまだ届いてないので乗れません！オンギャー！
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私もこちらのキックボードの購入を考えています。その後、実際に走行されていかがでしたか？サスペンションがないということですが、走行中左右に揺れるようなことはありますか？
サスがないので、ちょっとしたガタガタ（あまりキレイでないアスファルト）でもかなり振動を感じますが、左右に揺れるということは全くありませんでした。けっこう安定していますし、カーブも普通に曲がれます。走行には何も問題ないです。軽度な上り坂なら失速せずずっと20km/hでした。
そして、20km/hは思っていた以上に遅いですね。
自転車でグングン漕いだ時の方が早いので、やはり自宅を拠点とした移動よりは、駅に持っていってラストワンマイルに使うのがベストです（その時ヘルメットが邪魔なんですよねぇ）
ご回答いただきありがとうございました！軽度な上がり坂もOKとは頼もしいです。色々勉強になりました。ありがとうございました！