【悲報】スルメロック、「悪い女はレイプしよう」と提案し始める

Twitterの冷笑系ネトウヨ漫画家でお馴染みのスルメロックさん。

なんということでしょうか。

https://pbs.twimg.com/media/D7UovDAV4AEcrrJ.png より引用

男性の皆さんに
お知らせです

あなたを傷つけてくる
女がいたらそいつを
レイプしましょう

誰が読んでも書いて字のごとく。
「レイプを推奨する」という、どう考えても犯罪教唆である発言を行いました。

最近のTwitterを騒がせる「痴漢を針で刺せ」に対するカウンターのつもりらしい

最近のTwitterでは、過激系ツイフェミさんにより「痴漢を安全ピンで刺せ」という行為が主張され、しかも、それに賛同する人が多数発生しています。
まず社会一般的な補足をしておくと、安全ピンというのは刺しても安全なピンではありません。刺さらないように安全機構がついているピンであり、刺せば普通にケガとなります。

痴漢行為を受けた時に、その抵抗で所持していた安全ピンを使用すること。安全ピンの危険性はそこまで高くないため、正当防衛の範疇に入る可能性は高いですが、「痴漢を刺してやろうと準備する」という場合はその違法性阻却事由は薄くなり、明らかな加害目的を持つと判断されるでしょう。まぁ、世間一般的に考えて、過剰防衛といったところでしょうか。悪質とまでは言えませんが、決して推奨できる行為ではないことは確かです。

それに対し、痴漢を安全ピンで刺すことは、デメリットが大きいと考えられます。

• 犯人の逆上を招く恐れがある
  その犯人は、痴漢行為という、良識を持った人間であれば決して働くことのない性犯罪をしている危険な人物です。そいつが針で刺されたことで逆上し、過度な暴行を招く恐れがあります。隠れてコッソリ行う痴漢と比べ、すぐに周囲の人が気づいて取り押さえてくれるかもしれませんが、それまでの間、殴られる恐れがあります。
• 逆に加害者へ仕立て上げられる恐れ
  悪知恵が働く痴漢はこう言い訳するでしょう。「その女に突然針で刺された」と。針で刺され、驚きそれを払い除けたことで、自分の手に女の服の繊維が付着しただけだと。痴漢行為がバレた時、相手が針という凶器を持っていることを利用してうまく被害者になりすます。痴漢行為をしている者はむしろ喜ぶでしょうねこれ。
• 相手を間違えた時には加害者となる
  痴漢行為は主に満員電車で発生し、少なからず冤罪が起こり得るものです。この人は痴漢だ、と思ったが実は違ったという時、「電車に居合わせただけの他人を針で刺す」という傷害事件になりかねません。また突然針で刺されたら殴り返す危険な男性もいるかもしれません。
• というか思想が危険すぎる
  「周囲へ助けを求める」ことが恐怖から行えない。そういった女性が「無言で針で刺す」というハードルを超えることができるのでしょうか。私にはどうしても「周囲へ助けを求める」方が気軽に行えることであるとしか思えず、「無言で針で刺す」を選ぶ理由が思い当たりません。一部のサイコパス的思想の持ち主であれば、人と会話するより、人を針で刺す方が気軽と考えるのかも知れませんが、それは世間一般的に認められない思考です。仮に裁判になった時、同意を得られることはないでしょう。
• そもそも解決にならない
  痴漢は確実に逮捕し、法により裁くべきです。チクッとやり返して自己満足に浸っても解決にならないでしょう。

暴力に暴力で返すのは法治国家に住む人間がやることではない

ここ日本は法治国家です。最近、若干、なんか法を超えた存在上級国民がいるような気がしますが、まぁ、タテマエ上は法治国家です。暴力に暴力で返す野蛮な行為は決して推奨されません。相手からの加害を回避し、身を守るためにやむを得ず振るう暴力と、他に選択肢があるのにあえて選ぶ暴力は全く違います。

「針で刺せ」を主張する人々へは、そう説明すれば良いのです。

そしてなぜかレイプを推奨し始める人たち

過激なツイフェミにより始まった、過激で野蛮な主張。そっと諭して完了のはずですね。反ツイフェミ側からしてみれば、ここまでチョロい案件はないでしょう。

しかしなぜでしょうか、スルメロックを筆頭とし、冷笑系と呼ばれる存在たちは、更に野蛮な行為でやり返すことを主張し始めました。それが、彼が4コマ漫画風の絵で主張している「自分を傷つける女をレイプしましょう」です。しかもなぜか信者たちは大バンザイ。恐ろしいですね。まさかレイプを正当化する人間がこの国にいるとは思いませんでした。

「争いは同じレベルでしか起らない」といいますが、これは相手より更に野蛮で下劣な主張でしかないでしょう。「針で刺す」と「レイプする」は、犯罪という呼び方をすれば同じかもしれませんが、そこに設定されている量刑的にも、また心情的にも、同レベルとは言えません。当然、レイプの方が非常に悪質です。

痴漢されたことに対して、「針で刺す」で防衛行動をすると、最良で正当防衛、最悪で過剰防衛ですね。正当防衛と過剰防衛の線引きは曖昧で、前後関係も大きく考慮されます。それでも、痴漢という加害行為に対して行う場合は最悪でも過剰防衛でしょう。これがもし「包丁で刺し殺す」ならば、過剰防衛を飛び越して殺人事件となる可能性も高いと私は思います。ですが、針で刺す程度なら、最悪でも過剰防衛です。

刑法第３６条１項
急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。

なお正当防衛とは「罰しない」というだけであり、その行為が本来咎められるべきものであることは変わりません。「バレなきゃ犯罪じゃない」「罰則のない違法行為だからやってもいい」なんてことはないありません。

その点、レイプはどうでしょうか。針で刺されたことに対して「レイプ」でカウンターすると、正当防衛・過剰防衛になるでしょうか。ええ、なりませんね。100%なりません。絶対になりません。
いやいや違うんだ、針で刺されると、自己の権利を防衛するため、やむを得ずにレイプするしかないんだという人。もしいましたら、コメント欄やツイッターでお教え下さい。治療方法について、私ができる限りのアドバイスをしたいと思います。

謝れない病

さて、スルメロックの話に戻りましょう。

悪い女はレイプしよう

あたなを傷つけてくる女がいたらそいつをレイプしましょう

これが犯罪教唆、行き過ぎた発言であることは、誰でもわかるはずです。おそらく本人も行き過ぎた発言であると内心では思っているのではないでしょうか。物凄い勢いで自己正当化や言い訳を開始します。無駄に多くて全部は紹介できないので、彼のツイッターでも見てくださいね。

針で刺せと主張してる奴も通報してるんだろうな！　はい、もちろんしていますよね。針で刺すという過激な加害目的を持つ者も、レイプしようという過激な加害を扇動する者も、どっちも通報対象です。そして何よりもこれ、宿題やって来なかった小学生が「たくやくんも忘れてまーす！ぼくだけフコーヘーでーす！」というのと同じでして、今はお前の話をしているわけです。全くの詭弁です。

他にも、この犯罪教唆ツイートをTogetterにまとめられて、即削除しろと言って、対応してもらえないから自分で削除すると、十数分で言い始めたり。普段やることがない「アマゾンのほしいものリストから贈り物きました～」という、自分は人気者だ批判はアンチだアピールをしたり。これは創作だミラーだ云々という内容を書いたり、いやぁもう面白いほどに色々としています。

差別的・中傷的なコメントを送ってくる人はブロックします。
敵意あるツイートはブロックします。冤罪騒ぎされたくない。

ええ、確かにそうですね。
冤罪かどうかは別として、過激な思想を持つ者でも、犯罪教唆をする者でも、人権は等しく存在します。差別や中傷はよくありません。どのような者であれ、差別や中傷をしてくるような人のことはブロックして当然でしょう。

というわけで聞いてみましょう。

言うほど冤罪か？と。

添えた画像はこちら。
実はですね、彼のツイートをTwitterに通報してみたところ、暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシー違反という返事が来たんですね。
まぁツイッタージャパンは色々と判断基準おかしいですし、こういう冷笑系にはいくらアウト取っても一切凍結もロックもしない反面、リベラル界には言葉狩りでガンガン凍結したりするのですが、そんなツイッタージャパンでも返事だけはちゃんとすることが多いです。というわけで、少なくともツイッターはあなたのツイートをポリシー違反と認めているので、冤罪か？というのを伝えてみました。

一瞬でブロックされちゃいました。

というわけで、冤罪を主張する者に、ツイッターに通報をして違反認定取ったことを告げる――それも言葉狩りなどではない――ことは、スルメロック的には差別や中傷のものらしいです。うーん、私の脳内辞書にある、差別や中傷とは、なんか意味が違う気がします。

というわけで以上、突如としてレイプを推奨し始めたスルメロックに関する記事でした。

最後に書きますが、痴漢は犯罪あり、決して許されない行為です。絶対にしないで下さい。
それに対し安全ピン、針で対抗することも、危険なため決して推奨されません。
そしてスルメロックが主張する「悪い女はレイプしよう」もまた、正真正銘の犯罪行為ですので、絶対に行わないで下さい。

ちなみに、記事の内容とは関係がないのですが、ツイッターの埋め込みでブログ記事を書こうとするとなぜか400エラーを吐いてしまってどうしようもなかったため、今回は全部画像にしてみました。