【統一機】Xbox Scorpioが最強すぎる件

ついに正式発表されたXboxOne Sと、Project Scorpio。まさに統一機と言っていいでしょう(日本を除く)。

 

Xbox360はPS3との戦いにおいて、見事PS3を打ち負かし、PS1 PS2と続いていたソニーワールドを亡き者にしました(日本を除く)。勝因の7割くらいはPS3が「我々は総合マルチエンターテイメント機だ!」みたいな意味不明なこと言い始めて低性能高価格で自滅しただけだと思うのですが、なにはともあれ、低価格高性能でゲームのためのハードであったXbox360は、大勝利を収めました(日本を除く)。

すると今度はマイクロソフトが調子に乗ってTV TV TV連呼。「我々は総合マルチエンターテイメント機だ!」みたいな意味不明なことを言い始めて低性能高価格で自滅し、対するソニーはPS3での失敗を教訓に、ゲームのためのハードを低価格高価格で作り、大逆転(日本では最初から)。

PS3の失敗要因とXboxOneの失敗要因はどう考えても同じで、なぜライバルの失敗道をそっくりそのまま歩むのか理解できないのですが、とにかく、XboxOneは負けハードでした。これでも一応はXbox史上最大の普及ペースで、商品単体で見れば十分に進化しているのですが、PS4が異様に爆売れしているので、負けは負けですね。あ、任天堂とかいう会社の商品は舞台に上がってもいませんので、そこはお間違えなく。

 

さて、そんなわけでPS4に煮え湯を飲まされたXboxOneは、なんとしても挽回する必要があり、負けているからこそできる大改革に望むようです。次世代機の到来です。これは早い。
特別詳しい説明がされているわけでもないのですが、XboxOneのただのスペックアップ機ではない、というのは確かなようです。XboxOneタイトルには互換性という表現をしています。Scorpioからは、従来機における「世代」という考えをなくし、ソフトはそのままでどんどん高性能化を続けていくとされています。PCみたいなもんですね。「それもうPCでよくね?」って気もしますが・・・。

 

それに対し、ソニー陣営はどうでしょうか。正式発表はまだなものの、存在自体は公認されているPS4 NEOがありますね。しかしPS4は今まさに爆売れの真っ最中で、「次世代機出します」とは非常に言い難い状況にあります。であるからこそ、PS4 NEOは従来型PS4の高性能版であり、PS4と併売する形になると宣言されています。
「PS4 NEOだとグラフィックが綺麗になる」というソフトは出すようですが、逆に、「PS4 NEO専用ソフトは出さない」というのが、この併売の大前提です。ここがXboxとの大きな差でしょう。XboxScorpioで宣言されているのはOneとの互換性のみであり、Scorpio専用ソフトは出さないとは、特に明言されていません。
おそらく、XboxOneでは動作しない、Scorpio以降専用ソフトは今後出るのでしょう。Scorpioに限らずPS4 NEOでも、ほぼ次世代機といえるほどの大幅なスペックアップをします。であるからこそ、PS4 NEOのみにある「前世代でも動く」という縛りは、今後のよりリッチなゲームでは、大きく影響が出てくるのではないでしょうか。

そもそものハードウェアスペックとして、ScorpioはPS4 NEOより上という状態にあります。で、どちらも4Kゲーミングハードなのですが、PCの最新グラボGTX1080でも、タイトルによっては4K最高画質を描ききれないこともあります。それほどに4Kは負荷が高いものです。もちろんGTX1080より低性能なはずのScorpioやPS4 NEOでは、当然ですが4Kを最高画質に描くには性能が足りないでしょう。ある程度妥協した画質になるのは当然で、その状態だと4Kゲーミングをより快適に行えるのはScorioであるはずと確信できますね。ここからがXboxの逆襲劇ですよ。

ま、そんなこと言っても、日本じゃどうせ売れねーんだけどな!

 

ちなみにXboxOne Sはあくまでも薄型機であり、4KビデオやHDR出力などには対応するといった拡張はするものの、ゲーム性能自体は現行モデルとあまり差はないようです。微妙にスペックアップはしていて、HDRにも対応するGoW4なんかは、XboxOne Sの方が平均解像度が高くなるとかあるそうです。が、GoW4は日本じゃ発売すらしねーんだけどな!

 

XboxのキラータイトルであるGoWの最新作が発売すらしない、日本マイクロソフトのやる気の無さに落胆。
いくら売れないからといって、売る側もやる気なかったら、そりゃ週販2桁になるよなぁ・・・。

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