PS5で光デジタル出力を利用する(ASTRO HDMI アダプター)

昨日、PS5を買ってきました。

買ってから気づいたのですが、PS5には光デジタル出力がないのですね。知りませんでした。ついでにググったらXboxSeriesXにもないみたいです。いやー、今まで知りませんでした。

XboxSeriesXで光デジタル出力がなくなった理由はIGNに記事が出ており、需要とコストの問題のようです。どれだけコストが安くても、それ以上に需要がなきゃ相対的に高いコストなんでしょうね。PS5も同じ理由だと思います。

フィル・スペンサー、Xbox Series Xに光デジタルオーディオ出力端子がない理由を説明
コスト、サイズ、使用頻度が判断材料になった

ですが私のスピーカーはソニーの1000万円級の音が100万円で出るなら安いに決まっているというトチ狂ったアピールをされているSA-Z1です。基本的にこのスピーカー以外使う気がありません。ちょっといいスピーカーやヘッドホン買ったところでコレに勝てる音など出ませんし、あと家が小さいので奥スペースもないです。

SA-Z1は、USBオーディオ、光デジタル、ウォークマン、そしてアナログ入力としてステレオミニ、RCA、XLRがあります。HDMIアンプではないため、PS5と繋ぐなら光デジタル出力って思ってたんですよね。その光デジタル出力がないときたので困りました。

「USBオーディオで動かないかな?」と思いUSB接続してみましたが、反応はありませんでした。SA-Z1には、世にも珍しいUSB-B⇔Cのケーブルが付属しています。普段はPCとそれで接続しています。それを使ってPS5のUSB-Cとつないでみましたが、反応なし。家に転がっていたUSB-A⇔Bで繋いでみても反応なし。

SA-Z1には「ウォークマン用端子」もありますが、実はこれはただのmicroUSBなので、スマートフォンも接続できるよということになってます。なので一応こっちにもぶっ刺してみました。まぁ動きませんでした。

というわけで、PS5とSA-Z1の組み合わせでは音は出せません。
一応ですね、PS5がUSBオーディオに全くの非対応というわけではないみたいなんですよね。USBオーディオは正式名をUSB Audio Class(UAC)といい、そのバージョンとして1.0と2.0があるのですが、PS5は1.0にのみ対応しているようです。

UAC1.0はUSB1.1の時代からある規格で、USB1.1のフルスピードモード12Mbpsで動きます。USB1.1、1998年の規格です。現代の水準からすると凄く低速ですが、しょせん音、映像と比べたらデータ量なんてたかが知れており24bit/96kHzまでカバーできます。そんだけありゃ十分だろうってことでWindowsでは2017年まで2.0に対応してませんでした。
でもハイレゾ音源は32bit 768kHzまである時代です。UAC1.0では帯域不足。USB2.0のハイスピードモード480Mbpsで通信するUAC2.0が求められます。その水準を前提としているのが最高級スピーカーであるSA-Z1なので、SA-Z1はUAC1.0では動かないんでしょう。PS5と、UAC1.0のUSBオーディオ機器を繋いだ時は動くそうですよ。

SA-Z1はあくまでもオーディオアンプ、わざわざ雑魚規格であるUAC1.0に対応する必要性がなく、PS5がUAC2.0に対応してくれるのを願った方が現実的ですかね。そこそこ需要もあるのでいつかアップデートきそうな気もします。とはいえ、そんないつになるのか分からないPS5のアップデートを待つ気などありません。当然、HDMIから音声を切り出して光デジタルに変換するアダプタを買えばオッケーです。アマゾンで検索してみるとAliexpressの日本出張所かな?みたいな検索結果になって色々と出てきます。

ここで2つの問題があります。

1.怪しいメーカーまみれ

まぁ怪しいメーカーまみれです。サンワサプライは日本の周辺機器メーカーですが、ちょっと高めですね。

その他の2000円~3000円のものは、よく見ると4K 30Hzだったり、HDRに対応してるのかHDCPはいくつだとか、表記上は対応してても製品が本当に対応しているのか怪しいです。

2.HDMI2.1に対応したものは基本的にない

PS5やXboxSeriesXは、規格上は4K120Hzや8Kに対応しています。この映像にはHDMI2.1を用います。

4K120Hzや8Kで高品質なゲームを動かす処理能力はRTX3090にもないので、PS5やXboxSeriesXごときで動かそうだなんて無謀であり、ただ解像度引き伸ばしただけのスッカスカになるんだと思います。しかしとにかく、規格上はHDMI2.1がフルスペックです。そしてHDMI2.1に対応したこういう変換アダプタは基本的にありません。

HDMI2.1から音声だけ光デジタル出力で取り出そうと思うと、基本的には最新のHDMI2.1対応テレビを使う必要があります。テレビは持ってないんだよなぁ、私。なんでもPCモニタなんですよね。

ASTRO HDMI アダプターを買うことにした

諸々考えた結果、HDMI2.1は諦めるという方針にしました。そして上のIGNの記事にある内容に注目します。

光デジタルオーディオ出力端子をなくすという決断は、高品質のサードパーティヘッドセットを作るAstroのようなパートナー企業には事前に知らされていたという。

とあるように、日本だとあまり知名度高くないと思うのですがAstroという周辺機器メーカーがあります。そして、ここがPS5用という名前でHDMIアダプターを出してるんですね。Xboxのインタビューで名前が出てくるのに、出してる商品はPS5用という名前なのはなんか皮肉を感じますが、これなら失敗はしないだろうと判断しました。

値段、謎メーカー品よりは高いですが極端に高いわけでもない4000円ちょい。規格的にはHDMI2.0bなので、4K 60Hz HDRまではいけます。PS5で現実的に快適にプレイできるのはそこまでですし、HDMI2.1対応の4K 120Hzモニタ、まだ入荷待ちで買えてないですし、そのへん最高を求める時はPC、RTX3090持ってますからね。PS5では諦めることにしました。

というわけで届いた商品はこんな感じ。謎メーカー品よりは箱も梱包もシッカリしています。

短いHDMIケーブルが付属しているため、あらたにHDMIケーブルを買い足す必要がないのは地味に便利かもです。給電はUSB⇒DC5Vとなっており、これも短いケーブルがついてますので、PS5の背後に置いとけば新たにコンセント1口専有したりすることなくいけます。ついでにメーカー保証期間が2年です。まぁそうそう壊れるようなものでもないと思いますけど。

少し気になったのが、光デジタルに蓋がない上に真四角でした。
上下意識せずぶっ挿せるという意味ではまぁこれの方が便利なのかもしれませんけど、普段は蓋があり、向きを教えてくれる台形みたいな形なので、ちょっと心配になりました。

PS5のHDMI(4K 60Hz HDR10)から取り出された音声フォーマットは、LPCM 24bit 48kHzと認識されました。

PS5からはAVアンプとしては認識されないので、チャンネル数などの変更はできませんでした。

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