フルHDキャプボのC988を買いましたので、軽くレビュー。
基本的なスペック
対応する最高解像度は1920*1080、60fps。フルHDですね。
一昔前は1080pキャプチャというのは民生用にはほとんど存在しておらず、PS3やXbox360は720pでキャプチャが普通でしたが、3年ほど前からでしょうか、ようやく1080p対応品が普通に買えるようになりました。
入出力端子は大きく4つ。HDMI入力と出力(パススルー)、ステレオミニ入力と出力です。シンプルな構成。
同価格帯のIntensityPro4Kと比べると、HDMI以外の入出力が存在しないとか、4K(30fps)に対応しないと、一見劣るようにも思えますが、C988の特徴は「ドライバインストール不要」という部分です。ぶっ刺すだけで使える気軽さがあり、相性問題も起こりにくそう!って気もしますね。
またキャプチャ画面の遅延が公称0.06秒。パススルー出力を使わなくても低遅延です。
とは言っても、ほとんどの人はパススルー出力を利用すると思いますね。まぁ、ちょっとした利用目的ならキャプチャ画面でも低遅延やな~って程度でしょうか。
自作PCに多い青色LEDも搭載されており、デフォルトでは光ります。嫌な場合には明るさ調整や消灯も可能です。
ドライバインストール不要と言っても、このLED明るさ調整を行うには、AVerMedia公式のキャプチャソフトRECentral3をインストールして操作します。
また、RECentral3をインストールするとStreamEngineというプラグインが入るそうですが、別のキャプチャソフト(OBS、XSplit、アマレコTVなど)を利用する場合は、そのStreamEngineを選択したほうがパフォーマンスが上がるそうです。どう上がるのかは確かめていません。とりあえず、ドライバインストールしなくても動くけどソフトはインストールした方が良いという認識でいた方がいいでしょう。
デバイス直接指定とStreamEngineとでは、このように選べるフォーマットも変わってきます。StreamEngineの方が迷わなくていいような気がします。
初期不良引きました
良いことも悪いことも包み隠さず書くのが私のポリシーですので、書きますね。初期不良引きました。
初期不良の内容は「HDMIの音声が拾えない」です。どれだけ設定を見直しても、録画した動画に音声が一切入りませんでした。
パススルー側から出るHDMIにはちゃんと乗っていることも確認し、ボードの音声を扱う部分が死んでいるのかしらって感じでした。
販売店(今回だとAmazon)に連絡し「メーカーに確認したわけではないけど、初期不良だと思うけど~」というと交換してくれました。
Amazonの商品交換では、交換品を先に送ってくれて、不良品は1ヶ月以内に返送してねというスタイル。とりあえず2枚挿しにしてみてパシャっと。
交換品は正常に動作していましたので、その時点でやっぱり初期不良だと思ったのですが、この後も一悶着ありました。
2枚挿し状態で2枚目のボードを使用して正常動作を確認し、1枚目のボードを外すと、2枚目のボードも音声を拾わなくなりました。その後、ぶっさすポートを変更したら普通に動きました。その後はもうずっと正常動作しており、動画も20時間分以上は撮影していますが、何の不具合もありません。結局1枚目も実は初期不良ではなかったのでは的な気もしていますが、深く考えずAmazonへ返送しました。
映像品質
まぁ、フルHDの映像を普通に綺麗にキャプチャできますね。
このボードを買った当初の目的である「ゼルダBotWの初見プレイを最初から最後まで動画に残そう」というのをYoutubeに置いています。
マイクの音がクッソ小さいとかペチャ音入ってるとか言われてますけど、それはコチラ側の環境の問題。
今いる部屋の壁があまりにも薄いので、声を小さめにしてマイクに口をキスする勢いに近づけているせいです。
この映像は全て(記事執筆時点で少なくともPart30までは)RECentral3で録画しており、設定はこんな感じです。できた動画をそのままYoutubeにアップしています。
映像12Mbpsもあれば、どれだけ激しいシーンでも破綻することはまずないですよね。それ以上は容量の無駄かな的な気がしているので、この設定にしました。
以上、C988の簡単なレビューでした。
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初期不良ちゃうやん、刺すポートの相性問題やん、
アマゾン神対応で良かったなw
1枚目を刺していたポートに2枚目を刺したら動いたんですよね。
なので相性だけというわけでもない気がするなぁ的な気がしないこともない気がするなー的な。モチロン、実際にはどうか不明ですけども。