電車。エレベータ。
人を乗せて動くものにおいて、普遍的に広く浸透している社会的ルールは「降りる人が優先」です。なぜそんなルールがあるのか。乗れる人数に定員があるという極めて単純な理由です。
ルールには、なぜそれを守らなければいけないのかが全くわからないものもあります。たとえば学校の校則で”下着は白に限る”などが当てはまりますね。謎ルールです。守る必要性がわかりません。
しかし乗り物における「降りる人が優先」は、幼稚園児でも理由を説明したら理解できるほど単純かつ合理的な理由です。乗る人を先に入れたら中が大変なことになるんですよ。特に電車は奥にいる人が降りるのに邪魔なため、出入り口付近の人は一回降りてくれとなるほど、降りる人が優先です。
日本共産党前衆議院議員 池内さおりさん
電車で降りる人を待たずに乗り込もうとしたところ、降りる人と激突したそうです。
電車で降りる人を待たずに乗り込もうとしたところ、降りる人と激突したため、あまりに失礼な女性差別だそうです。
・・・。これ女性差別なんでしょうか。私にはそうは思えません。
たぶんですね、本当にただただ邪魔だったんじゃないでしょうか。邪魔ならタックルしていいのか? というと、そうではありませんよ。私はそんなことは言っていません。タックルは暴行です。
私から見て右側から出ようとする乗客を目視し、私は左寄りのスペースから乗ろうとした
池内さおりさんの言う通り、左から乗り、右から降りれば、すれ違うように同時に乗り降りができたはずなのでしょう。それを、降りる人を待たない姿を見てイラっとした男性がぶつかりにいったのでしょう。
しっかり体に力を込めてぶつかられたことで、私は首まで衝撃を受けた。背も体格も劣勢な私は、後ろに突き飛ばされた。
ヴァニラ感のあるこの内容がどこまで本当かは別として、男性からぶつかったことは事実なのでしょう。
でもですね、池内さおりさんが「降りる人が優先」という社会常識をわきまえていたら、このトラブルは絶対に起きてないんですよね。急いでたとかそういう個人的な事情があるとしても他人はそれを知りませんが、電車は1秒でも早く乗り込まないと発車してしまうようなものではないので、普通に待てばいいです。
「降りる人が優先」というルールを無視してまで我先にと乗り込むの、尋常でない短気っぷりだと思うんですよ。それを待つことによる損失が無いのですからね。待つということに極めて強い抵抗感があるのは、心に余裕がないんだと思います。
また男性も、「降りる人が優先」という社会常識をわきまえていない人が無理矢理乗り込んでこようが無視して降りたら、このトラブル起きてないんですよね。我こそがルールだという短気な異常者、まぁ世の中にはいるんですよ。それをスルーできる寛容な心を男性が持っていたらトラブルは回避できました。これもやっぱり、心に余裕がないんですよ。
結局のところこれ短気な異常者と短気な異常者が遭遇したというだけにしか見えないんですよね。
それで女性差別だと喚く姿から、異常度は池内さおりさんのが高いと見えます。
乗っていた他の乗客は、私の周囲から「さっ」といなくなりました。こういうとき「大丈夫でしたか?」などの一言があると救われますよね
これ、なんでいなくなったか分かりますか?
周囲の乗客からは、「降りる人が優先」という社会ルールを守らず乗り込み、結果的に人にぶつかって怒鳴っているヤバい人に見えるわけなんですよ。そりゃ、避けますよね。
乗客が池内さおりさんの一挙一動を見てるわけがないです。どちらが当たりに行ったのかという細かい部分など分かりません。ただ、降りる人を待たずに乗り込んでぶつかってるということくらいは視界の端で把握できたでしょう。そうなるとやべぇ当たり屋がいると思って逃げますよ。私でも逃げます。
これって立場が逆になったポリコレ民では
社会ルール(※法律ではない)を守らない人を見かけたら正義の制裁をしかける。これは最近暴走しているポリコレ民の常套手段なんですよね。
そして「降りる人が優先」という社会ルール(※法律ではない)を守らない人って、池内さおりさんの方なんですよね。
これ少し情報を変えてみましょうよ。
電車から降りる女性を待たずに乗り込む横暴な男性がいた。許せない。正義執行、スカッと成敗!
はい、一気にポリコレ的に称賛されそうですね。
もちろんこれが金属バットフルスイングとかならスカッと成敗の域越えてますけど、「偶然を装ってぶつかってやった」ならポリコレ的には十分に称賛対象になる気がします。
心に余裕を持つ。大切なことですね。
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次の件で霞んでしまいましたが、これも大概でしたね。
どちらも譲らなければ、ぶつかる。相手としては、当たりそうな勢いで進めば、池内氏が退くと思ったのではないでしょうか。当たりたくなければ、譲るべき方、即ち乗る方が譲るべきなので。
降りる方が優先、くらい知っているだろう、と思ったら、池内氏が期待を裏切ってしまったのでしょうね。知らなかったのなら。
勿論、知っていて譲らない、待たなかった可能性もありますが。「女性差別」とか言うからには、性別を鍵としている。してみると、女なら男に対して譲らなくてよい、という事なのでしょうか。だったら女尊男卑ですね。しかし性差別主義は良くない事です。
それとも、女は乗り降りの道理を弁える事が出来ないので、男が配慮すべき、という事なのでしょうか。女は不可触民だ、近寄るな、ですか。仮に、そうだとしたら「謙虚」な人ですね。池内氏は。
通勤で電車乗るけど、厳密に最後の一人が下りるまで待ってる人のほうが少なくないか?
降りる人の最後尾近くで降りる人が少なくなって「左から乗り、右から降りれば、すれ違うように同時に乗り降りができた」光景はよくある。
「降りる人を待たない姿を見てイラっとした男性がぶつかりにいった」のが明らかにおかしい。