REALFORCE RGB 日本語配列 AEAX02を買ったのでレビュー的な

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先日、キーボードにコーラをぶっかけてぶっ壊しました。せっかくなので高級キーボードのREALFORCE RGBを買ってみました。

比較条件:青軸キーボードからの買い替えです

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これまで使っていたキーボードは、Cherryの青軸を採用したメカニカルキーボードです。メカニカルキーボードと言えば、カチカチ音が比較的大きく、リズム感を持ってカチカチ叩くと楽しいというのが人気の理由ですね。ただし、周囲からはうるさく思われます。

今回購入したREALFORCE RGBは、東プレの静電容量無接点。
メカニカルとの大きな違いは「カチカチ音が控えめ」「押し込みが軽め」と言えるでしょうか。オフィスワーク用REALFORCEでは、小指キーは30g、それ以外は45gなどもありますが、REALFORCE RGBでは全て45gとなっています。青軸は45gからだんだんと重くなるので、打ち心地は軽くなりましたね。
軽くなったことで打ちやすくなったかと言うと、そこは正直慣れの問題で、大差ないなというのが正直なところです。青軸の方が打ってて楽しかったのは確かでしょうか。

オフィスワークだと、メカニカルと静電容量無接点、どっちが良いかは本当に個人の好みの問題ですね。ただし、ゲーム用途なら静電容量無接点の方が良いでしょう。それは主に、カスタマイズ性が高いからです。

APCという完全にゲーマー向け機能

REALFORCEの一部商品には、APCという機能があります。
キーごとに、反応する押し込み深度を設定できるというものです。

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こんな風に、キー1つずつに、1.5mm、2.2mm、3.0mm、どの押し込み具合で反応するかを設定できます。

個別設定の他、「全て1.5mm」「全て2.2mm」「全て3.0mm」にも切り替え可能ですので、ゲーム用に設定したら日常で使いにくくなるということはありません。

フルカラーLEDの光り方は細かく設定できる

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フルカラーLEDですので、細く設定できます。全てのキー1つずつに対し、何色に光らせるか自由自在です。設定は3つまで保存できます。

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本当に細かい部分ですが、NumLockやCapsLockの通知LEDもしっかりと変更できます。
APC設定もLED設定もキーボード内に保存できるため、外出先にキーボードを持っていっても、設定し直すことなく自分の設定で使用できます。外出先にキーボードを持っていく人はあまりいないと思いますが、ゲーマーが大会に自前キーボード持ち込む時にはいいんじゃないでしょうか。

色を指定して固定で光る他にも、レインボーに流れるなどができます。「これぞまさにフルカラーLEDの醍醐味!」という感じはしますけど、普通に鬱陶しいです。これらの設定は日常向けではなく、Youtuberが手元のキーボードを魅せる時用でしょう。

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私のオススメは「バックライトありの、ONキー点灯」でしょうかね。
通常時は全て白く光り、打ったキーだけが指定色へ滑らかに変化します。指定色(固定)の他には、ユーザー設定1~3に保存したキーごとの設定色にもできます。

こんな感じに、基本はシンプルなバックライトで、打ってる時だけひっそりとフルカラーLEDであることを主張。鬱陶しくないし、フルカラーLEDが無駄になることもないわけです。ただ、バックライト色が白固定なのは正直残念な部分。バックライトが白固定なので「常時緑で打ってる時だけ赤」とかはできないわけです。

キーロック機能もあり

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ゲーム中に誤爆したら致命的なWindowsキーや、日常では使うことがほぼないスクロールロックやインサートなど、押しても反応してほしくないキーは誰にでもあると思いますが、自由に無効化できます。オフィスワークでもゲームでも、あれば便利な機能の一つですね。

この設定もキーボードに保存され、無効化のON OFFはFnキー+F12キーで切り替え可能です。
ただしLED設定と違い、ロックはON OFFのみで、日常では設定1、ゲーム中は設定2、という使い分けはできません。

キースペーサーは別売

キーの下に仕込み、底打ちまでの距離を短くするキースペーサーは別売です。
私はわざわざ買ってはいませんが、WASD用くらいは同梱してくれていても良かったんじゃないかって気がします。ゲーマー用の最高級キーボードと言ってもいい製品ですからね。

腕置きはついてないよ

高価格帯のキーボードでは、パームレストとかリストレストとか呼ばれる腕置きが付属していることが多いですね。REALFORCE RGBにはそのようなものは付属していませんので、別で購入すると更に快適になります。私はサンワサプライの低反発リストレストを買いました。

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サイズはきれいにジャストフィットですね。

まとめ:日常でもゲームでも最高を求めるならアリ

定価で3万円、実売(アマゾン)でも2万5000円の高価格な商品で、相当にマニアックじゃないと買う気にならないものであることは確かでしょう。しかしそれと同時に、その値段に見合うだけの機能は「ある」と言っていいでしょう。ゲーマーをターゲットにした製品ではありますが、日常用途でも、プログラミング用途でも、最高レベルのキーボードであることは確実、一番いいのを頼むと言われたら真っ先に出てくるキーボードですね。

コメント コメントは承認制です。

  1. 被紹介者 より:

    サンワサプライの低反発リストレストについてもレビューしてもらえませんでしょうか。値段は大した事無いんですが、費用対効果があるのかどうか気になります。デスクワークで腕と肩こりがヒドいもので気になってます。

    • 管理人 より:

      実はこれ、2回目の購入だったりします。
      2年ちょい前、引っ越す前まで使ってたんですよね。他のリストレストと比較したことがないので、もっと良いものがあるかもですが、普通に疲労軽減効果あるので、今回も同じヤツにするか~という選択でした。
       
      形状はシンプルなただの一本棒、エルゴノミクスデザインではないですが、それが逆に、どこでも同じような感覚で使えていいのかな~という印象です。キーボードの置き場所って、人によって違いますからね。
      肌触りもなめらかなので、皮膚の薄い手首でも擦れて痛くなることないですし、不満のない「無難な商品」になってるんじゃないかと思います。
      ちなみに、裏面は滑り止めになっていますが、汚れを吸着しやすいタイプなので、年単位で放置すると凄いことになります。

    • 被紹介者 より:

      レビューありがとうございます。リピートで購入されてたんですね。
      不満が無いっていうのは良いですね。
      値段も千円ちょいとしれてるんで、今回のamazonタイムセールで買ってみます~。
      背中押して頂いてありがとうございます。

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