アメリカアマゾンでの購入手順とかとか

先日、アメリカアマゾンからGTX1080Tiを購入したところ。
「アメリカアマゾン利用時の注意点とか教えてけろー」ってコメントを頂いたので、まとめてみますね。まぁ指南サイトはググればいくらでもあるんですけどね。

アカウントを作る一番簡単な方法

一般的な方法は、普通に新規登録です。
ですがググってもあまり出てこない、意外と知られていない簡単な方法があります。それは日本アマゾンで利用しているメールアドレスとパスワードを入力して普通にログインです。

え、アカウント作ってないのにログインできるの!? と驚くのですが、なんとこれで平然とログインできちゃいます。正確には、裏で勝手にアカウントが作成されてログインするという処理になっているようですね。
私がこの方法知ったのは「実はアカウント共通だったりしない?」と気になって入力してみたところ、いけちゃったという偶然なのですが、まぁこれでアカウント作れます。IDパスワードを日本とは別にする予定がないなら、これで作っちゃっていいでしょう。特に不都合はないはずです。

20170815011005
昔なんか買おうとして、アメリカ国外に出荷しませんってタイプで輸入代行業者を利用したことがありまして。
実はその時にアカウント作って、作ったことを忘れてたのかなとも思ったのですが、アカウント作成日が2017年になっている以上、やっぱりこのログイン作業でアカウント生まれたとしか思えないんですよね。もし「できねーよ」って人いたら教えて下さい。たぶんできると思います。

住所とクレカを登録しよう

ここは日本のアマゾンと画面UIが同じなので迷うことはないと思いますが、一応。
アカウントサービスのページから、住所とクレカを登録しましょう。

20170815003029
流石にこれを読めない人はいないと思いますが、左が住所。右がクレカですね。

20170814231630
まずは住所ですが、だいたいこんな感じで入れたらいいです。一般的にはアルファベットで入れます。

アメリカ式だと住所は日本とは逆順で入れるというのが通説ですが、日本の住所の並び方そのままでいいです。
具体的には、東京都千代田区千代田1-1-1なら、1-1-1, Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyoが適切と言われますが、普通にTokyo Chiyoda-ku Chiyoda 1-1-1でいいというわけです。私自身もそのまま日本の順番で入力しています。カンマ区切りとかも不要です。電話番号も、国際コード(81)入れて頭0は抜いてとか言われてますけど、そんなの不要です。

なぜ、順番がどっちでもいいのか。理由は簡単で、現地の人は気にしないからです。極端な話、漢字で書いても届くのですよ。
なんせ国名にJapanと書いてる時点で、現地の運送会社は迷わず日本行きの便に乗せます。現地の仕事はそこまでです。県名や市名が日本語だろうと英語だろうとアラビア語だろうとハングルだろうとそんな部分は誰も見ません。
自分が運送会社の立場になってみたら分かることでしょう。荷物に貼られてる送り状を確認する時、住所見ますか? いいえ、荷物番号を見ます。念のために確認するとしても名前や国くらいで、細かい部分まで見てないでしょう。もしも仮にフルチェックするとしても、「伝票と同じ文字が書かれている」ことを見るので漢字でもいいわけです。手書きではないブロック体であれば、漢字が読めない人でも同じような文字だということはだいたい分かります。

よって、現在での輸送において重要なのは国名がJapanであることだけです。
ここがもし別の国名だと、どっか行ってしまって、良くて大幅な遅延と追加送料、最悪の場合は行方不明です。で、日本国内にさえ届いてしまえば、残りの住所欄は日本人が見るのですから、漢字で書かれていても問題ないというわけです。日本人が見るのですから、英字で書いていても並び順がどんなものでも読めるのですね。「Tokyo Chiyoda-ku Chiyoda 1-1-1」を見て「1-1-1県チヨダ市チヨダク町トキョ番地!?」と読み取る日本人がいますか? いませんね。いたら教えて下さい。日本一のバカの称号をあげます。

まぁ実際には、色々なところを経由し、送り状をたくさん発行することになる国際便では、漢字が文字化けする可能性が否定できないので、漢字は推奨しませんけどね。とりあえず英字ならば、順番とか特に意識せず気軽に入力でいいという話でした。

20170815003502
次はカードです。これも流石に読めない人はいないと思いますが、カードにかかれている名前と番号、期限の入力です。
名前欄が短いですが気にせず入力してAdd your cardです。

20170815003901
クレカの住所選択欄が出ます。これはクレカ会社に登録している住所を入れるのが正解です。
ほとんどの人は荷物を送る先だと思うので、先程登録した住所をそのまま選べばOKです。もし違う住所の人がいれば、Add a new addressから住所登録して選択。
この住所も英字で、入力順も日本式で大丈夫です。もしカード会社が「ん?」と思った場合には電話がかかってきますので、そこで「いや大丈夫ッス!」と答えれば決済は通ります(そもそもカード会社に請求先住所まで連携されるのか知らんけど。名前と番号と有効期限があれば決済は通るんだし)。

20170815004148
支払い方法追加したぞーと出て、末尾4桁と有効期限が表示されます。
これで住所とクレカの登録は完了です。次は購入です。

買えるものと買えないものがある

20170815004447
商品ページを見ると、このように「This item ships to ~~」という表示が出るものがあります。
日本でも馴染み深い、何時間以内に注文したら何日に届くぞってメッセージですね。これはアメリカ国外に発送できるから表示されています。

20170815005012
日本では見たことがないレイアウトで商品が出る商品もありますが、やっぱり右下に同じメッセージがあります。

20170815005154
もしもアメリカ国外に発送してくれない商品の場合は、does not ship to~。と書かれています。

20170815005301
まぁ、アメリカ国外に発送できない商品は注文自体できないので、実はここらへん気にせずに欲しいものをカートにぶち込んでもOKです。
注文確定しようとしてエラーが出たら、あーこれ日本だめかーって思えば全然OK。届かないものを注文しちゃってお金だけ・・・なんてことは起こりません。

あとは注文手続き

注文の画面は日本と同じです。
特に説明するようなものはないでしょう。最後の確認画面で全部チェックできます。

20170815190446

配送方法は、お金を出せば早く届きます。
それ以上の説明は不要でしょう。参考画像だと、通常配送でも15.24ドル。優先配送だと32.96ドル。差額を考えると20ドルもなかったりします。
オススメの選び方は、特に急がないものであれば通常配送、早く欲しいのであれば優先配送でしょうか。早め配送は中途半端なので無駄な気がします。料金的にもも「早め→優先」よりも「通常→早め」の方が上がり幅が大きいので、どうせ金出すなら優先って気持ちが働きますね。

決済方法は、とりあえず日本円を選んでおけばその金額がそのままカードに請求されて安心です。
カード会社に請求が入るまでの時間差の間に大きく円高に相場が動き、カード会社もその値段で決済してくれると予想したならば、アメリカドル決済を選ぶと安くなるかも知れません。逆に高くなるかも知れません。ドル決済にしたらボーナスポイントが出るようなクレカ(あるか知らんが)なら

そして手数料の仮払いは、そこから手数料が引かれ、余った分は後日に返金されます。手数料がオーバーした場合でも超過金の請求はされず、返金なしになるだけです。
返金額はざっくりと「半額程度戻る」と思えばOKで、返金までに要する期間もざっくりと「3ヶ月」でOKです。返金方法は、カード会社に返品という名目でマイナス金額の伝票が入ります。

運送会社に凄い住所が入っても気にしなくてOK

日本でも同じですが、発送が完了すると、アマゾン側から運送ステータスを見ることもできますし、荷物番号から直接運送会社側のステータスも見られます。
で、運送会社のステータスを見るとなんか凄い住所になっていることがあります。

20170813105845
これは私の実際の例ですが、マンション名や市名が複数の場所に入っていました。番地がマンション名なのは笑う。しかも変更も禁止になってた。

日本語に訳すと、東京都 千代田区 千代田区 リックレイマンション123号室 千代田 1-1-1 リックレイマンション123号室 斎藤陽介といった雰囲気ですかね。が、これでもちゃんと届きます。なんせ読むのは日本人なのですから、日本の住所として適切な順番に読み替え、重複を消すことくらいお茶の子さいさいなのです。それができない人は運送会社に勤めてなんかいませんので、気にせず到着を待っていたらOKです。もしよっぽど変な崩れ方をして読解不可能な場合には、電話で確認が来るでしょう。それももちろん日本人からの電話ですから、気張る必要なく「住所ドコドコっすねー」と言えるはずです。

以上、ざっくりと注文の流れをまとめてみました。読み返してみると、特に注意点とかはなかったですね。「気にせず注文すりゃええ」ってまとめることができるような。海外通販は思った以上に簡単ですので、欲しいものがあれば気軽にチャレンジしてみていいでしょう。

尚、アメリカ国外に発送していない商品で欲しいものがあった場合には、輸入代行業者か購入代行業者を使うことになります。
輸入代行は、業者のアメリカ国内の住所を商品送付先として購入した上で、日本までの再発送をしてもらうというものです。支払先はアマゾンと業者の両方ですし、手続きも両方で行うので面倒です。
購入代行は、購入手続きの時点で代行してもらうところです。支払先は業者のみで、購入手続きも日本語でできて楽ですが、輸入代行と比べると高めの手数料が発生します。楽を金で買ってるのですから当然ですね。購入代行業者のXボーダーというところを過去に利用したことがあるのですが、今は手数料が商品価格の30%。私が利用した頃はもうちょっと安かったような気が・・・?

PS
ちなみに、こういう記事を書く上で一番時間を使うのは「住所とかの消し忘れはないか」という念には念を入れたチェックだったり。まぁ撮影時にはChikaraとかYosukeとかテキトーな名前入れること多いから、消し忘れあってもいいんだけど。

コメント コメントは承認制です。

タイトルとURLをコピーしました