HDDは遅いから嫌だ。オールSSDにするぜ!
なぁにそんなデータ保存しなきゃ500GBあったら十分だろ!
と2年ほど前に思ってBTOした今のデスクトップ(256GBのSSDをRAID0で500GB)。
まぁなんだかんだでデータは溜まっていき、残り容量が100GBを切ってしまってちょっと心許ないなーと最近思ってました。
Skylake-Xで丸ごと刷新、GTX1080Tiも買っちゃうぜ、ついでにデータ用に大容量SSDも買うかーとずっと思いながら、やっぱり爆熱という部分のせいで最後の一歩を踏み出せないまま。スプラトゥーン2がけっこう面白いのでPCゲーもしばらく予定ないですし、なんかもうCoffeeLakeとGTX2080の年末まで待っても良くねって思ってきました。
というわけで「とりあえずデータドライブだけ増設するか」ってことで、今回選んだのがSSHDです。
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SeagateのSSHD。2TBのHDDに、キャッシュ用に8GBのSSDを貼り付けたものです。名前にもあるようにゲーム向けとアピールしている商品です。何気に保証期間も5年と長く、品質に自信があるようですね。
SSHDでは、SSD部分はキャッシュとして使われ、よく使うデータが置かれます。すなわち、ゲームのように同じデータを高頻度に読み込むほど体感差が生まれやすいという性質を持ちます。逆に言えば、あまり使わないデータ置き場にしてもその性能の全てを発揮することはありません。PS4の換装用にはSSHDと言われるのも、この性質があってこそですね。
私の目的だとSSHDを選ぶのはちょっと間違ってる感があるのですが、それでも通常のHDDよりは早いので、早い方がいい私はこれを2台買いました。もちろんRAID0にしてスピードを更に稼ぐためです。私は消えて困るデータはクラウド上に置くべきと考えているので、私用のストレージでは速度が全てであって耐障害性は一切不要です。
さてそんなわけで。SSHDは8GBのキャッシュがヒットすればヒットするほど体感速度がSSDと同レベルになるので、通常のディスク速度計測ではその速度は測れない、という前置きはした上で、とりあえず定番のCrystalDiskMarkはこんな感じでした。
SSDオンリーにして丸二年。システム用にSSDを入れたのはもっと昔で、5年以上はマトモにHDD使ってないので、HDDの一般的な速度なんて覚えてなく・・・。これを見ても「早い・・・のか?」程度ではあるのですが、なんかかなり早い気がしますよ。
全体的に書き込みの方が早く出てますね。シーケンシャルリード/ライドなら、初期のSSDよりは早かったりするのではないでしょうか?
ちなみに参考用に、私のSSDさん(RAID0)。
2年間使い続けていて、容量もつい先程まで残り100GBを切るほどパンパンにしていたことに注意。
容量・速度・値段を高い水準で兼ね揃えるSSHD。
SSDでは容量が足りない(容量も求めると値段が…)、HDDでは速度が足りない。
ハイエンドデスクトップ市場が盛り上がり、PCゲームの大容量化がどんどん進むこの時代において、SSHDは一種のベストチョイスなのかも知れませんね。
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