インターネットは自由な空間であるべきだ。リアルでは言えないような本音も飛び交ってこそインターネットである。と私は思います。とはいえ誹謗中傷はダメだと思います。超えちゃいけないラインは見定めつつ、なるべく自由な議論を行うべきだと思います。
そんな中見つけた面白いツイートがこちら。
これ凄いこと言ってますよね。理解できる、というところから見てみましょうか。
相手チームが感染などで不利な状況になったら自分達には有利なことだと喜ぶ人
これは理解できます。そんな人がいたらそれは酷い人ですね。
まぁスポーツは対戦相手と競うものである以上、相手のミスも喜ぶ文化がわりとあるのですが、それが上品とは言えないのは確かだと思います。そこから転じてコロコロナ感染拡大を喜んでしまうのは良くないでしょう。感染症は競技内容ではありませんからね。
はい、理解できるという点ここまでです。残りは理解できませんでした。見てみましょう。
オリンピックないと死んじゃう人
私たちが健康維持や趣味でスポーツしているのとは違い、オリンピッククラスのアスリートは人生をスポーツに捧げています。スポーツが仕事です。そして肉体競技なのでどうしても引退は早いです。
スポーツ選手が現役引退後、指導側へとうまく移れなかったことでスポーツが収入源とならず、バイト生活とかになるのはわりとよく聞きます。かつての五輪金メダリストが、生きるために金メダルを売ったというニュースすら時々聞くほど、スポーツ選手の現役引退後の生活は大変で、現役時代は短い。
スポーツ選手が年俸何億円とかニュースに出るのは、それが世界最強クラスのスキルであることもさることながら、現役引退後の生活費も入っていると思うべきでしょう。
そんなアスリートからオリンピックを奪ったら命にかかわるのは当然だと思います。1分1秒の単位で今すぐ死ぬわけではありません。いずれ死ぬ、くらいの感覚です。
そしてこれを私たち会社員に置き換えたら「仕事を辞めろ」「仕事がないと死んじゃうのか?」と言われてるようなものなんですよね。はい、仕事がないと死にますよって思います。 1分1秒の単位で、今すぐ死ぬわけではありません。 いずれ死ぬ、くらいの感覚です。
自粛のために仕事を辞めろ、家から出るな、貯金が尽きたらそのまま死ねって言われたら従いますか?私は従いません。
反対派を見返す人
そんな人いますか?
これ、たぶんこのあたりの話だと思うんです。でもこれ、誹謗中傷してきた人に対して、思い知ったか、見返してやったぞって話ですよね。ニュース記事中から抜き出してみますね。
「でもそういう(中傷をする)人を見返したいと思って頑張ってきた」
jiji.com
(誹謗中傷は)見たくなくても見てしまう、勝手に入ってきてしまう、すごく残念だなって、悲しかったなって
「そういう人を見返したいと思ってこの1年頑張ってきた。思い知ったかって」
東スポ
これを「反対派を見返した」と読めるとしたら、それは日本語が読めないか、頭がおかしいか、もしくは反対派が必ず誹謗中傷をしているかとなりますね。私は、反対派が必ず誹謗中傷をしているとは思いません。なので彼は日本語が読めないのだと思います。
誹謗中傷はスクショ取って法的処置すると脅す人
それって脅しなんですか?
とんでもない発想に驚きました。
最初に書いた通り、インターネットは自由な空間であるべきだと私は思います。 リアルでは言えないような本音も飛び交ってこそインターネットであり、そこにはある程度の過激な表現だって含まれます。そして、どこまでが批判でどこからが誹謗中傷かの線引きは簡単ですが、ついついヒートアップしてラインを超えてしまう人はよくいます。
なので「批判に対して法的処置すると脅す人」という表現なら理解できます。また「それくらいなら許してやれ」ということもあるでしょう。
でもこの人、誹謗中傷はスクショ取って法的処置すると脅す人と書いてある通り、誹謗中傷であることが前提なんですよね。誹謗中傷に法的措置を取ると言ったら脅迫だって言ってるわけですね。意味わかります?
そしてこの発言、水谷隼選手の以下のツイートを指しているものだと思います。
カスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカス
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
あまりにも幼稚すぎる内容なのでこんなもん相手するなよ、って気もしますが、これが誹謗中傷でなければ何が誹謗中傷だってなる勢いで「死ね」連打、直球の誹謗中傷です。これを訴えると言ったら脅迫なんでしょうか。
なんですかね、死ねって言われたら黙って死ねとでも言いたいんですかね。最近の限界左翼おじさんの考え方は私には理解できません。
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