auから新しく発表された新プラン、そのうち、家族割プラスの条件が気になりました。
無印の家族割は、家族関係を証明できれば別居でもOK。auスマートバリューは50歳以上のみ別居OK。そして家族割プラスは、スマートバリューと同様50歳以上のみ別居OK。しかし家族割プラスでは「2人の場合」と「3人の場合」で料金が変わります。別居で50歳以上・未満が混ざったら、人数の計算はどうなるのでしょうか? 気になったので問い合わせてみました。
具体例はこんな感じ
実家には両親と兄がいるとします。そして自分は独居で、auひかりを契約しているとします。父はガラケー、母と兄はiPhoneとしましょうか。
この場合、全員は家族として家族割に入ることができますよね。
そしてauスマートバリューですが、自分は当然として、母が別居だけど50歳以上によって対象となります。父はガラケーなので色々と対象外(正確にはガラケーでもスマートバリュー対象のプランがありますが、対象外のプランとして考えて下さい)。
ではここで家族割プラスを考えてみましょう。家族割プラスの条件は、同居の家族と、別居だけど50歳以上(要光回線)ですね。ということは、次の表のようになるはずです。
説明通りの考え方をすれば、これで間違っていないはずです。でも本当にこうなるのかなってことで、auに問い合わせました。
auの回答:兄が家族割プラスにならない
auスマートバリューに加入している場合、自動的に家族割プラスが適用されるらしいです。申込不要なのは嬉しいですね。6月から問答無用で開始です。
※この質問では、実家を家A、私の家を家Bと表現して質問しました。
父がプラン変更をしなかった場合、私と母とで2人の家族割プラスは可能なものの、兄は家族割プラスになれないそうです。
兄は母と同居なので、2人分として家族割プラスになると思ったのですが、なれない。うーん、なぜなんでしょうか。
補足説明を見るに、世帯ごとに「家族割プラス」というグループが用意され、そこに入った人数が2人か3人以上かによって全員の割引額を決めるということでしょうか。
図にすると、こんな感じでしょうかね。
- 人は一つのグループにしか入ることができない。
- グループメンバーはそれぞれ互いに互いのグループに入ることができる必要がある。
私の世帯の家族割プラスグループに、母は入ることができる。兄は別居50歳未満なので入ることはできない。
兄の世帯の家族割プラスグループに、母は入ることができる。私は別居50歳未満なので入ることはできない。
「母の世帯のグループ」という考え方をしても、先に私が入れば、私と兄は対象外なので、兄が入れなくなる。
でもこれだと、私に配偶者がいて、親をグループに入れようとした場合、破綻するんですよね。「私の親」と「配偶者の親」の関係は、同居ではないし、固定回線持ちでもない。共存はNGになるはずなんですよね。うーん、auの説明が間違ってるような気がする・・・。あくまでも、私から見て兄は家族割プラスの対象にならないというニュアンスでも回答をしたのかも知れません。
とりあえずは、より詳しくauへ質問してみています。
現時点では、このグループという考え方をするのが一番正しそうな気はしています。
追記:グループという考え方で良いみたい
auの回答結果、基本的にはauスマートバリューのグループを対象に値引きをするというシステムになっているようです。スマートバリューに入っていない単純家族でもOKなはずですが、システム的に流用されているのでしょう。
すなわち、auスマートバリューのグループ主とでも表現するべき固定回線契約者から見て、「同居」か「別居だけど50歳以上」が、グループに入る条件となるわけです。これなら「自分の親」と「配偶者の親」、その親同士の関係性は対象外でも、固定回線契約者である自分から見て別居の50歳以上家族だから入れるというわけですね。納得しました。
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