公式な発売日は3月10日なのですが、なんか普通にソニーストアから発送されました。昔からそうですけど、オーディオ類はわりと発売日ユルユルですよね。というわけで開封の儀です。音質レビューはこっち。
最近のソニーお馴染み、いつもの四角い黒箱
最近のソニーの高級モデルは、だいたいこういった梱包ですよね。黒い箱に布張り(?)の中身。わりと高級感のあるいつもの箱です。MDR-1ADACを買った時もこんな箱だったなー。
手元のMDR-1ADACと並べてみました。手に持って一番に感じるのが軽い!ですね。あまり印象の良くない表現になりますが「オモチャみたいに軽い」です。
私が元々使っていたヘッドホンはMDR-1A無印ではなくDAC内蔵型、その分の重量があったヘビー級ヘッドホンなので、余計に軽いと感じるのかも知れません。しかしMDR-1Aと比べても実際に軽くなっているので、この軽い!というのはかなりの人が感じるでしょう。
重量がとても軽くなったことで、つけ心地もかなり良くなりました。とにかく軽いので、連続装用時に蒸れてくる不快感は大幅に減ってきたんじゃないかと思います。他にも、ベッドの中でうつ伏せでスマホ弄りながら使用とかで起こるズレも、かなり低減されると思います。「日常使い」の性能が2段階くらい上がりましたね。
デザインの変化は好みが分かれるでしょうか。
MDR-1系の特徴だった赤いリングがなくなったので、良くいえば「落ち着いた」だし、悪く言えば「無個性になった」でしょう。あの赤いリング、電車などで使っている人を見かけたら真っ先に「あ!MDR-1Aだ!」と感じる大きなアクセントでしたから。ここがただの半透明な樹脂パーツになってしまったのは、私は「ちょっと寂しいな」と思いました。新しいワンポイントが欲しかったかな~。
イヤーパッドは外側の縫い目がなくなった他に、中の素材も変わって低反発系のちょい固めとなりました。グッと押し込むと、だんだんと元に戻るアレです。MDR-1A(DAC)はふわふわ系素材だったので、つけ心地とかけっこう変化がありそうですね。長時間装用だと、低反発系の方が締め付け感を感じにくいと思うので、私はこれは良い変化だと思います。
イヤーパッドの柔らかさの違いを動画で比較しました。
MDR-1A(DAC)は、4年近く使ってきた経年品であることに留意して下さいね。
別売が多い、4.4mm5極バランスケーブルが付属しているというのも大きなポイントでしょう。もう一本のケーブルは3.5mmの普通イヤホンケーブルではなく、マイクリモコン付きのものです。
「バランス接続は音質がいいって聞くけど、たかがケーブルに1万円以上かけるのもな~」という人にとって、付属というのはとても嬉しいですね。ちなみに、ソニーの別売バランスケーブルと同一のものということはなく、別売の方が品質は高いそうです。とは言え「ケーブルの質」って、余程の安物でもなきゃ人間の聴覚で聞き分けができる違いなんて発生しないと思うんですけどね。18Gbpsが要求されるHDMI2.0の12bit 4:4:4伝送では、低品質なケーブルだと「映らない」が起こりますけど、所詮はヘッドホン/イヤホンのケーブルですからね。普通に使えるバランス接続ケーブルで十分なのです。
MDR-1AM2とは無関係ですが、おそらく同時に使う人も多いであろうNW-ZX300も一緒に買いました。隣にiPhoneXを置いてみました。
高音質ウォークマンにはフラッグシップとしてNW-WM1A/Zがありますが、デカすぎるので、実用性においてはZX300が「ちょうどいい」と評判です。私も、MDR-1AM2とあわせて使うために買いました。
以上、開封レビューでした。
聴き比べは「iPhoneX(HFPlayer)+MDR-1ADAC」と「ZX-300+MDR-1AM2」で行い、色々と聴き比べが終わったら音質レビュー記事を書きます。→[書きました]。
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音楽ソフトは何を使ってますか?
iPhoneはHFPlayerです。
PCはfoobar2000です。
教えていただいてありがとうございます